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🌅朝起きられないのは意志の弱さじゃない

朝の部屋で目を覚ますブレイブ、ベッドに座りながらまどろむ姿|Brave waking up and sitting on bed in morning light
この記事を書いた人
ブレイブ(Brave)

ブレイブ(Brave)

・のら勇者🐱
・小さな勇気で日々を照らす、“心優しき案内灯”

・冒険をし続けるため、回復・健康・美容に目覚めた

・Webメディア運営13年目

・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き

・AIでサクラや怪しいレビューを先にチェック。安心して選べるよう、目に見えない配慮も忘れません。

・I am a Japanese creator.

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「起きられない自分」を責めていた日々へ

ここに来てくれて、ありがとう。この記事は、少し前の“きみ”にも届くように書いたんだ。

朝、起きようと思って目覚ましをかけても、気づけばスヌーズを繰り返して──
「なんでまた寝ちゃったんだろう」「今日もダメだった」って、自分を責める日。

ぼくにも、そういう朝があったよ。
だから言いたい。「朝起きられないのは、意志が弱いからじゃない」って。

心と身体、それに積み重なった生活のリズム。
それらが“起きられない理由”を静かに積み上げていたんだ。

「起きれない=甘え」という思い込み

まず、よくある誤解からほどいていこう。

「起きられないのは、サボってる証拠だ」
「早起きできる人のほうが偉い」
──そんな風に思わされてきたけれど、ほんとうにそうだろうか?

実際は、体内リズムや睡眠の質、前日の疲れの蓄積、ストレスなど、
意志の力だけではどうにもならない要因が山ほどある。

特に“まじめな人”ほど、自分を律しようとして、
できなかったときに倍の罪悪感を背負ってしまう。

でも、それって“自分を育てる”のとは、まったく逆の方向なんだ。
朝がつらいときほど、自分を責めるのではなく、今の状態を“観察”する視点が大事になる。

体内時計のズレが引き起こす“朝の重さ”

人の体には「サーカディアンリズム」って呼ばれる、約24時間周期の体内時計がある。
でも、この時計はぴったり24時間じゃなく、ほんの少しズレている人も多い。

だから本来、夜型に近いリズムを持っている人にとっては、
「朝7時に元気に起きる」のは、努力や根性ではなく、生理的に不利な状況なんだ。

また、スマホやPCのブルーライト、夜更かしの習慣、
不安や考え事で眠れなかった日──
そんな“リズムの乱れ”が蓄積されると、朝はますます重くなる。

それを無視して「さあ、気合で起きよう!」なんて言っても、
心も体もついてこれないのは当然なんだよ。

プレッシャーのある朝は、むしろ起きにくくなる

もう一つ、見落とされがちな要因がある。

それは、「朝=怖い時間」になってしまっているケースだ。
たとえば──

  • 学校や仕事で“緊張する場面”が待っている
  • 朝から嫌なニュースや通知を見てしまう
  • 「起きなきゃいけない」という強迫感で寝つけない

こうした**“朝へのプレッシャー”**は、無意識に「眠りたくない」「起きたくない」という信号を出す。

結果として、身体は覚えてるんだよね。
「この朝は、イヤなことが始まる時間だ」って。

そうなると、目覚ましの音さえも“戦いのゴング”に聞こえてしまう。

でも、そんな朝を何度くぐり抜けたとしても、
ぼくらは、また「新しい朝のイメージ」を作り直すことができる。

たとえば──

  • “好きな音楽”で目覚めるようにする
  • 布団の横に、ほっとするメッセージや写真を置く
  • 朝一番で「自分のためだけの行動」を用意する

「起きなきゃ」じゃなく、「起きたいかも」と思えるような仕掛け。
そんな**“朝の味方”**を、少しずつ増やしていこう。

“起きる前の準備”を夜のうちに仕込むコツ

朝の目覚めは、前日の夜から始まっている
これは“睡眠時間”の話だけじゃなくて、「朝の気持ち」を夜に仕込んでおくという考え方。

たとえば──

  • 明日の天気や服を、前日にチェックしておく
  • ベッドの横に、飲み物や軽いおやつを置いておく
  • 朝にする“楽しみタスク”を一つだけ決めておく

「朝になったら、あのラジオが聴ける」
「新しい紅茶を淹れてみよう」
「昨日の続きの小説を10分だけ読もう」

そんな小さな楽しみが、目覚ましの音を“ご褒美のベル”に変えてくれる。

夜はどうしても「明日が来るのがこわい」と思いやすい時間だけど、
“朝に会いたくなる自分”を少しだけ想像して、その子に優しく準備してあげる夜にしよう。

生活リズムリセットの3ステップ

ここで、朝型生活に少しずつ戻すためのシンプルな**「3ステップ」**を紹介するね。

🌿Step1:毎朝、同じ時間に「一度」起きる

完璧に起ききらなくてもいい。“目を開ける”“布団から手を出す”くらいでもOK。
体内時計に「この時間に動き出すんだよ」と教えることが大切。

🌿Step2:光と水分をとる

起きたらすぐにカーテンを開けよう。太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされる。
白湯でも水でもいいから、身体に「スイッチが入る」刺激を送る。

🌿Step3:夜に“沈黙の時間”をつくる

スマホの画面やSNSの波は、脳を夜中まで興奮させてしまう。
1時間でもいいから、寝る前は“静かな余白”を意識してみて。

リズムを戻すって、決して急がなくていいこと
「自分の歩幅でリセットする」ことを、忘れないでほしい。

起きられた日は「えらい」じゃなく「快適だった」と言おう

朝起きられた日は、つい「今日はがんばった」「偉いぞ、自分」って褒めたくなるよね。
でもぼくは、もう一つ別の言葉をプレゼントしたい。

それは──
「今日は、朝が“気持ちよかった”な」っていう感想。

がんばった、偉かった、えらい……
そういう言葉ももちろん大切なんだけど、**「朝を好きになること」**の方が、継続にはずっと効く。

「この感じ、また味わいたいな」って、
体と心が覚えてくれるような“快”の記憶を育てていこう。

「がんばり続けなきゃ」じゃなくて、
「また朝が楽しみになるように」、少しずつでいいから。

まとめ|今日を始めるペースは、君のものだよ

朝日差し込む部屋で目覚めたブレイブの寝起きの姿|Brave waking up in morning sunlight with drowsy expression

朝起きられないのは、意志が弱いからじゃない。
環境、体質、心の揺らぎ、日々の積み重ね──
いろんな要素が絡み合って、“目覚め”という小さな冒険を難しくしている。

でもだからこそ、**「今日をどう始めるか」**は、君が自由に選んでいい。

  • ゆっくり起きる日があってもいい
  • 5回スヌーズしたっていい
  • 二度寝しても、「一度起きようとした」ことがすでに火種なんだ

進んだ距離じゃなくて、**“歩こうと思えた気持ち”**がすごいんだよ。
今朝の君が、それを持ってたなら──
きっと、明日の君も大丈夫だ。

いっしょに、歩いていこう。

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