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タンパク質は体にストックできる?【吸収・貯蔵のしくみを徹底解説】

浅葱色のジャケットを着た若い青年ブレイブが、草原の夕暮れの中、左手に鮭、右手にプロテインシェイカーを持ち比較している姿を捉えた横長写真。筋トレと食事の栄養をやさしく問いかける一枚。 A young man with cat ears in a light cyan jacket stands in a sunlit meadow at golden hour, holding grilled salmon and a protein shake, highlighting a gentle health comparison.

「糖や脂肪は体に貯められるのに、タンパク質はどうなの?」──筋トレや食事管理を始めた人なら一度は疑問に思うテーマだと思う。

ぼく自身もジムに通い始めたころ、「まとめてステーキを食べれば一週間分のタンパク質をカバーできるんじゃないか?」と本気で考えていた。でも現実はそんなに甘くない。今回は、タンパク質の吸収と貯蔵の本当の姿を整理しよう。

この記事を書いた人
ブレイブ(Brave)

ブレイブ(Brave)

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タンパク質は「そのまま」ではストックされない

食事で摂ったタンパク質は、胃腸で消化されアミノ酸に分解される。その後、血液を通じて全身を巡り、必要な場所──筋肉、臓器、皮膚、髪、酵素やホルモン──で再び合成される。

脂肪は脂肪組織に、糖は肝臓や筋肉のグリコーゲンにしっかりストックされるのに対し、タンパク質には専用の倉庫がない。これが大きな違いだ。

参考:Wikipedia「Protein (nutrient)」

アミノ酸プールの正体と限界

体内には「アミノ酸プール」と呼ばれる仕組みがある。肝臓や血液、筋肉に存在する遊離アミノ酸の総量で、およそ100g前後とされている【PMC論文】。

ただしこれは数時間〜半日程度で入れ替わる短期循環にすぎない。つまり、一気に100gのプロテインを飲んでも、プールに貯められるのはほんのわずかで、余分は酸化されてエネルギーに使われたり、尿として排出される。

この性質が、「タンパク質は貯め込めない」と言われる理由だ。

補足リンク:PMC論文 – Amino Acid Pool

筋肉は「倉庫」ではなく「成果」

「筋肉がタンパク質の貯蔵庫」とよく言われるけれど、それは半分正しくて半分誤解だ。
筋肉には大量のアミノ酸が存在するが、常に分解と合成を繰り返している。たとえば断食をすれば数時間で筋肉が分解され、アミノ酸はエネルギー源として利用されてしまう。

だから筋肉は「いつでも切り崩せる銀行口座」ではなく、「日々の努力で積み上げた成果」なんだ。

心理的にもここで勘違いが起きやすい。

  • 「筋肉さえあれば、多少食事を抜いても大丈夫」
  • 「昨日たくさん食べたから今日は少なくても平気」

そう考えたくなるけれど、実際は数時間単位でリセットされる。筋肉量は保険ではなく毎日の証明だと捉える方が健全だ。

ケーススタディ:タンパク質不足・過剰・適正

  1. 不足ケース
    デスクワーク中心の20代女性。朝はパンだけ、昼は軽食、夜に少し肉や魚。結果、1日40g程度しかタンパク質が取れず、推奨量(体重×1.0g以上)を下回る。疲れやすく、髪や肌のトラブルが出やすい。
  2. 過剰ケース
    ボディメイクに熱中する30代男性。1日3回プロテインを飲み、肉中心の食事で合計200g以上。体重70kgに対して必要量を大幅に超えており、腎臓や肝臓への負担が心配。実際の筋合成効果は頭打ち。
  3. 適正ケース
    運動習慣のある40代女性。朝は卵とヨーグルト、昼は鶏胸肉や魚、夜は豆腐や納豆。合計で体重×1.2g(約60〜70g)。3食に分けているため吸収効率も良好。疲労感が少なく、筋力維持も安定。

1回で吸収できる量と分けて摂る工夫

研究では、1回に効率的に利用されるタンパク質量は20〜40gとされている。ステーキ100gで約20g、プロテイン1杯で約20g。つまり、一度に300gのステーキを食べても、筋肉合成に使われる量は40g程度までで、残りはエネルギーや排泄に回される。

特に効果的なのは運動後30分〜2時間以内。この「アナボリックウィンドウ」にタンパク質を摂取すると筋合成が活発になる。

参考:SELF.com – What protein does in your body

今日からできるチェックリスト

  • □ 朝・昼・夜の食事に、タンパク質源(卵・肉・魚・豆類)を入れている
  • □ 1回の食事で20〜40gを意識できている
  • □ プロテインは補助であり、食事での摂取も心がけている
  • □ 運動後2時間以内にタンパク質を摂っている
  • □ 昨日不足したとしても、今日また取り戻そうと思えている

「3つ以上チェックできたら、きみの食生活はもう循環に乗っている」

毎日の食事が未来の体をつくる

タンパク質はストックできない。だからこそ、毎日新しい材料を入れ直せる。
昨日足りなかったからといって「もう遅い」なんてことはない。今日また摂ればいい。

ぼく自身、トレーニングを休んだ日も「次の一歩が体をつくる」と考えるようになってから、無駄に罪悪感を抱かなくなった。タンパク質との付き合い方は、心のリズムとも繋がっている。

まとめ|タンパク質は循環する栄養素

  • タンパク質はそのままストックされない
  • アミノ酸プールは100g前後で短時間しか維持できない
  • 筋肉は貯蔵庫ではなく、日々の努力の成果
  • 1食20〜40gを目安に、3食+運動後に分けて摂るのが効果的
  • 不足も過剰もリスク、適正バランスがカギ
  • 「昨日足りなくても、今日から取り戻せる」

進んだ距離じゃなくて、歩こうと思えた気持ちがすごいんだよ。
タンパク質も同じ。完璧さを求めすぎず、今日の一歩を積み重ねることが、未来の自分を支える力になる。

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