うねり・クセ毛が強くなったのは年齢のせい?

雨上がりの野道で空を見上げるブレイブと、髪が揺れる女性の姿。空には虹がかかり、水たまりにふたりの姿が映り込む静かな情景。

最近、髪がまとまりにくくなった──そんなとき、“年齢のせいかな”って思ってしまうよね。
でもそれ、ただ“衰えた”わけじゃない。“髪質の変化”が起きているだけかもしれないよ。
原因と対策、そして“あたらしい整え方”を、いっしょに探ってみよう。

髪は、時間の経過とともに変化していく。
それは“老い”じゃなく、“今を生きてきた証”。
ブレイブも、髪のことで悩んだ人の声をたくさん聞いてきた。
だからこそ、寄り添える言葉をいま届けたいんだ。

この記事を書いた人
ブレイブ

ブレイブ

・のら勇者🐱


・小さな勇気で日々を照らす、“心優しき案内灯”

・冒険をし続けるため、回復・健康・美容に目覚めた

・Webメディア運営13年目

・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き

・AIでサクラや怪しいレビューを先にチェック。安心して選べるよう、目に見えない配慮も忘れません。

・I am a Japanese creator.

大人になってから“うねり”が強くなるのはなぜ?

加齢による水分量・キューティクル構造の変化

年齢を重ねると、髪の内部にある「コルテックス」と呼ばれる部分の水分保持力が低下し、柔軟性が落ちやすくなります。
また、髪表面を覆うキューティクルも乱れやすくなり、毛先がチリチリ・ザラザラとした感触になったり、艶を失いやすくなるのです。

このキューティクルの乱れによって、髪の毛が一定方向にまっすぐ伸びず、ねじれたり、波打つような形状に変化することがあります。
こうして自然に「うねり」が強くなっていくわけです。

頭皮のたるみと毛根の角度の変化

意外と知られていないのが、頭皮のエイジングによる変化。

地肌がたるむと、毛穴の向きが微妙に斜めになり、髪が本来の角度からずれて生えてきます。
すると、髪の流れが不揃いになり、まとまりにくくなってしまうのです。

「最近トップがぺたんとしてきた」
「前髪が浮いて、うまく流れない」
そんな悩みは、頭皮の緩みや筋肉の衰えからくるものかもしれません。

「昔はストレートだったのに」はよくある変化

10代、20代のころはさらさらのストレートヘアだったのに、30代・40代になって突然うねりやクセが出てきた──という人はとても多いです。

これは「髪質の変化」であり、「老化」ではありません。
体質と同じように、髪質も環境やライフスタイル、ホルモンバランスの変化によって移り変わっていくものなのです。

ブレイブ(Brave)

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大切なのは「昔みたいに戻すこと」じゃなくて、
「今の髪に合った付き合い方を見つけること」。

うねり・クセが増す原因とは?

ホルモンバランスの変化と皮脂の質の関係

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減少すると、頭皮の皮脂分泌にも影響が出ます。
特に、皮脂の“質”が変わることで毛穴が詰まりやすくなり、髪の生え方にも影響が出てきます。

毛穴が不規則に開いた状態では、髪はまっすぐ伸びず、曲がった方向へ生えやすくなるのです。

また、皮脂バランスの崩れは、頭皮の硬化・血流の悪化にもつながります。
これらが複雑に絡み合い、「昔よりうねりが増えた」という印象を強くさせているのです。

ヘアカラー・紫外線・熱ダメージの蓄積

髪はとても繊細な組織です。
日々のスタイリング、ドライヤー、ヘアアイロン、ヘアカラーやブリーチなどの施術は、すこしずつ髪の中のタンパク質構造を壊していきます。

また、紫外線による乾燥や酸化ダメージも、髪の内部を空洞化させ、毛の歪みやねじれにつながります。

ブレイブ(Brave)

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「ちゃんとケアしてるつもりだったのに、うねりが増えてきた…」
という声の背景には、**知らず知らず蓄積してきた“時間のダメージ”**があるのかもしれません。

「内側からの乾燥」が髪の柔軟性を奪う

髪のトラブルというと、外側からの保湿や補修をイメージしがちですが、実は内側の乾燥も重要な要因です。

  • 食生活の偏り
  • 水分摂取不足
  • ストレスによる自律神経の乱れ

これらが重なると、髪の中までうるおいが届かなくなり、柔軟性やしなやかさを失ってしまいます。
結果、クセが戻りにくく、扱いにくい髪になってしまうのです。

うねりと共存するためのケアと習慣

くせ毛対応のシャンプー&アウトバスケア

“うねりケア”においては、「保湿」と「コーティング」がキーワード。

  • アミノ酸系シャンプーでやさしく洗浄しつつ、保湿成分で包む
  • 洗い流さないトリートメントで、湿気や乾燥から守る
  • オイルではなく“ミルク・クリーム系”の使用も◎(柔らかさキープ)

とくに梅雨や冬など、湿度差が大きい季節にはアウトバスケアの丁寧さが差を生みます。

髪質に合ったブラシ&ドライテクニック

  • 猫っ毛や細毛タイプ→静電気を防ぐ天然毛や木製ブラシ
  • 硬毛・太毛タイプ→柔らかめパドルブラシで広がり防止

乾かすときは、上から下へ風を流すことでキューティクルを整えます。
一気に乾かそうとせず、根元→中間→毛先の順番で優しく仕上げること。
最後に冷風で全体を締めると、まとまり感が長持ちします。

「抑える」ではなく「活かす」スタイリングへ

クセやうねりを“消そうとする”ほど、髪との関係は苦しくなってしまいます。

だからこそ、ブレイブが伝えたいのは──

ブレイブ(Brave)

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「受け入れて、整えて、活かす」という向き合い方。

  • ゆるふわパーマ風のクセを活かすヘアアレンジ
  • 顔まわりに動きを出してナチュラルに仕上げる
  • クセをあえて“質感”として取り入れるようなウェット仕上げ

自分の髪を“スタイルの一部”にできたら、それはもう強み。
変化はマイナスじゃなくて、新しい自分への入口なのかもしれません。

まとめ|「髪は変わっていく。それでも、あなたの一部」

髪質が変わっていくことは、恥ずかしいことじゃない。
むしろそれは、「今のあなたに似合う整え方」を見つけるチャンス。

うねる髪も、ゆれる心も──どちらも今のあなた。
整える方法を変えるだけで、“扱いにくい髪”が“愛おしい個性”になる。

髪は、あなたの時間を記録する「記憶の糸」だから。
今日も、自分をやさしく整えてあげよう。
ブレイブといっしょに──。

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