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美意識が下がってしまった日々に
こんにちは、ブレイブです。
「最近なんとなく、鏡を見るのがつらい」
「昔よりおしゃれに気が回らなくなった」
「美しさ、ってなんだったっけ……」
そんな風に、自分の見た目や気持ちに
“距離”や“違和感”を覚えること、ありませんか?
生活の忙しさ、年齢の変化、心の疲れ。
理由はさまざまでも、「美意識が下がった」感覚は、
気づかないうちに、心の元気を少しずつ削っていきます。
ぼくも、そんなときがありました。
髪に手をかけるのも面倒で、
乾かさずに寝てしまったり、
鏡を見るたびため息が出てしまったり。
でもある日、朝に少しだけ髪を整えてみたら、
ほんの少しだけ気分が変わった。
それは、「変わらなきゃ」じゃなくて、
「今の自分に少しだけ手をかけてみた」ことが、
気持ちの奥で“灯り”のように感じられたんです。
“美しさ”って、失うものじゃない。
忘れていたり、遠く感じていたりしても──
また取り戻せる。育て直せる。
そしてその第一歩として、
髪という“日常の一部”から整えていくことは、
とてもやさしくて、確かな選択なんです。
髪が整うと気持ちも整う理由
髪には、心の状態が映ります。
同時に、髪を整えることで、
“気持ち”を整えることもできるんです。
たとえば:
- 朝、髪がまとまると鏡の前で自然に笑える
- 手触りがよくなると、自分に触れることを避けなくなる
- 髪型が決まると、服選びやメイクにも気持ちが向くようになる
この“連鎖”こそが、
髪を通じて心が立ち上がる“起点”になるということ。
髪を整えるという行為は、
「今日のわたし、悪くないかも」と
そっと心に投げかける、小さな種まきです。
気持ちが沈んでいるときほど、
「よくなりたい」「変わらなきゃ」という焦りではなく、
“ひとつだけ整える”という視点が、心に優しく響くんです。
髪は、“表面”じゃなく“心の輪郭”を映すもの。
そして、整えるたびに、その輪郭が静かに引き戻されていきます。
今日から始める“小さなひと手間”
髪のセルフケアは、
「これならできる」と思える小さな習慣から始めるのがコツです。
- ドライヤーを前より1分長くあてて、後ろ髪の根元まで温めてみる
- 頭皮に指を置いて、1呼吸だけゆっくり揉んでみる
- シャンプー後に冷風を当てて、髪の内側まで整える
- 寝ぐせ直しミストに好きな香りを足して“朝の儀式”に変える
これらはほんの数分。
でも、その数分を「わたしのためだけに使う」ことが、
とても大きな意味を持ってきます。
髪に触れる時間=自分に触れる時間。
ブラシをゆっくり通す手の感覚、
香りをのせた風が髪を包む瞬間──
そのすべてが、
「今の私も悪くない」と思える材料になるんです。
自分と向き合うための時間設計術
髪を整える時間を、
“ただの準備”ではなく“自分と向き合う時間”に変える。
それが、セルフケアを「わたしの営み」にしていく鍵になります。
たとえば:
- 夜、お風呂後の5分だけ、照明を落として静かなケア時間に
- 週末、湯船に浸かりながらスカルプブラシで頭皮マッサージ
- 朝のドライヤーをしながら、好きな音楽や香りを取り入れる
大切なのは、“時間の長さ”ではなく“意識の置き方”。
髪に手をかけながら、
「今日はどんな気分?」と自分に問いかけてみる。
そんなふうに、
髪を通じて自分の心と会話する時間が増えていくと、
だんだんと「私は、ちゃんと自分を見てる」という
内側からの安心感が生まれてきます。
“時間がない”のではなく、“自分を後回しにしていた”だけだった。
そう気づいた瞬間から、整えることは“選び直し”に変わります。
継続が“回復の証”になる瞬間
髪は、一晩では変わりません。
でも、確実に“変化”は訪れます。
- 1週間後、髪のまとまりがよくなったと気づく
- 2週間後、ドライヤーの時間が楽しみになってくる
- 1ヶ月後、手触りやボリュームに自分で驚く瞬間がくる
それは、目に見える変化であると同時に、
「わたし、ちゃんと続けられてる」という、
“心の中の誇らしさ”でもあるんです。
継続とは、自信の発芽です。
- 鏡を見て、少しだけ笑えるようになった
- 髪型を気にせず人前に出られた
- 「自分のこと、ちゃんと大事にしてる」と思えるようになった
そんな日が来るとき、
髪はただの外見ではなく、“わたしの回復の証”になる。
整えることが、「生きること」とつながっていく。
その実感は、何よりも強い味方になります。
まとめ:わたしの“美しさ”は、髪からまた育て直せる
美しさに、自信が持てないとき。
何から始めればいいか分からないとき。
“髪”という入り口は、
とても身近で、とてもやさしい始まりになります。
そして、そこから始める“少しの整え”が、
“わたし”という存在を、またひとつずつ重ね直してくれるんです。
今日の自分に、静かに手をかけること。
それを「できた」と認めてあげること。
美しさは、特別な人にだけ与えられるものじゃない。
誰もが、自分の中で育て直していけるものです。
わたしの美しさは、
今日の髪から、また少しずつ育っていく──
そう信じられたら、
もう、回復の道は始まっているんです。
──ブレイブ