「この記事は、“笑ってるつもり”なのに『怖い』って言われたことがあるきみに向けて書いたんだ。」
ぼくもそうだった。
無表情でいるつもりなんてないのに、
「怒ってる？」「無愛想だね」って言われて、心がずんと沈んだ日がある。
笑顔って、ただ口角を上げればいいだけじゃない。
ときどき──
こころの中のなにかが先に、ぎゅっと固まってるんだ。
この記事では、笑顔が苦手な自分を責めないでいられるように、
“笑えないときの自分”もやさしく包み込む視点を届けるよ。
焦らなくていい。
「笑いたくない日」だって、きみが優しくないわけじゃない。
それを伝えたくて、ぼくはこの言葉を綴ります。
ブレイブ（Brave）
・のら勇者🐱
・小さな勇気で日々を照らす、“心優しき案内灯”
・冒険をし続けるため、回復・健康・美容に目覚めた
・Webメディア運営13年目
・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き
・AIでサクラや怪しいレビューを先にチェック。安心して選べるよう、目に見えない配慮も忘れません。
・I am a Japanese creator.
・【有料noteはじめました】【人生回復特化note】健康・美容の雑学100連撃！10万字超！【500円】
目次
笑顔って、思ったより“難しい動き”だった
「もっと笑って」って、軽く言われることがある。
でも──ぼくはそのたびに、ちょっと苦しくなる。
だって、笑おうとしても、うまくできないときがあるから。
笑顔って、表情のなかでも意外と“複雑な動き”なんだ。
ただ口角を上げるだけじゃなくて、
目元や頬の筋肉、呼吸のリズム、気持ちの余白……
全部が連動して、ようやく「自然な笑顔」になる。
性格じゃなく、身体の癖かもしれない
笑顔がうまく作れないとき、
「自分は人付き合いが下手なんだ」とか、
「性格が暗いからだ」って思いがちだけど──
それ、本当に“性格”のせい？
実はぼく、ずっと顔の筋肉がこわばってた。
人と話すとき、無意識に眉間に力が入ってたし、
頬がうまく動かないまま、笑ってる「つもり」でいたんだ。
でもそれって、心のクセだけじゃなく、身体の使い方のクセなんだよね。
- 緊張しやすい人は、顔が固まる
- 姿勢が前かがみだと、表情も沈みがちになる
- 呼吸が浅いと、気持ちのゆとりも薄れてくる
ブレイブ(Brave)
「笑顔が苦手＝性格に問題がある」っていう思い込みは、
きみを責めるだけで、なにも助けてくれない。
だからまずは、「顔の動き」や「身体の状態」からほぐしていくほうが、ずっとやさしいんだ。
「表情筋」より前に、気持ちがこわばってた
ネットで「笑顔の作り方」を検索すると、
まず出てくるのは「表情筋トレーニング」。
たしかに、顔の筋肉を動かす練習は意味がある。
でも──
笑顔って、“気持ち”がこわばったままじゃ動かない。
ぼく自身、何度も表情筋の体操を試したことがある。
でもうまく笑えなかった。
鏡を見ても、
「ぜんぜん自然に見えない…」
って、むしろ自己否定が深まってしまった。
✅ 表情よりも、「こころのこわばり」がブレーキになってた
- 人にどう見られてるか気になる
- 緊張していることにすら気づけてない
- そもそも、笑いたい気分じゃない
そんなときって、
顔より心のほうがぎゅっと縮こまってるんだ。
ブレイブ(Brave)
「自然に笑えない＝だめな自分」じゃない。
それは、心が“安心してない”というサインかもしれない。
無理に笑おうとするほど、
「ちゃんと笑えてる？」っていうプレッシャーが増える。
そのたびに、どこかで緊張が蓄積されて、
さらに表情が固まってしまう──そんな循環に、ぼくもいた。
✅ 笑顔の前に、ため息でもいい
いちばん最初にほぐすべきなのは、
「気持ちが張りつめてること」に気づいてあげること。
ぼくが試してよかったのは、
- 深呼吸をすること
- 背中を丸めたままじゃなく、ちょっと胸を開くこと
- 「今ちょっと疲れてるんだな」と自分に言ってあげること
そうやって少しずつ、心がほぐれたとき、
笑顔は“あとから自然に”ついてくる。
だから焦らなくていい。
笑おうとする前に、まずはほっとすることから始めよう。
無理に笑わなくていい、が本音
「もっと笑ったほうがいいよ」
そう言われたこと、きみもあるかもしれない。
でも──
ぼくは、それを“やさしさ”として受け取れなかった。
それってつまり、
「今の自分じゃ足りないよ」って言われた気がしたから。
でもね、
本当に大事なことって、無理に笑うことじゃない。
笑顔が出ない日があっても、
不機嫌なわけじゃない。
むしろ、「ちゃんと向き合おうとしてる」証なんだと思う。
✅ 本音の奥にある「無理しない安心」
- 無理に笑うと、心はどこか置いてけぼりになる
- 自分の感情とズレた表情は、あとで苦しくなる
- 表情を「演じる」ことが習慣になると、本音が言えなくなる
だからぼくは、こう思うようにしてるんだ。
ブレイブ(Brave)
「今日は笑えないな」って感じたときほど、
自分の心に正直でいられてるってことなんだって。
無表情でもいい。
静かにうなずくだけでも、想いは伝わることがある。
“無理に笑わなくていい”っていう許しは、
笑顔への遠回りじゃなくて、いちばんの近道になる。
そして、そんな風に自分をゆるせたとき、
ふとした瞬間に──
ほんとうに自然な笑顔が、ぽろっとこぼれることがあるんだ。
自然に笑えた日を、ひとつ思い出してみて
思い出してほしいんだ。
意識せずに、ふっと笑っていた日のこと。
誰かのちょっとした言葉に
こらえきれずに笑ったとき。
ふと目が合って、照れたように笑ったとき。
自分でも気づかないうちに、「うれしい」が表情に出ていたとき。
ブレイブ(Brave)
そのとき、きみの笑顔は、
「がんばってつくった笑顔」じゃなくて、
「気持ちが動いた結果」としての笑顔だった。
たった一度でも、そんな笑顔を浮かべたことがあるなら、
きみはもう、「笑える人」なんだよ。
✅ 無意識の笑顔は、“自分とつながっている”状態
自然な笑顔って、
「表情のための努力」じゃなくて、
気持ちと表情が一緒に動いてるときに出てくる。
だから、笑えない日があることも自然なことなんだ。
気持ちが疲れていたら、表情も曇る。
心が閉じていたら、筋肉も動かない。
でも、それは悪いことじゃない。
それって、ちゃんと心が反応してるっていう証拠だから。
ブレイブ(Brave)
“笑おう”としなくてもいい。
ただ、「笑えた日」を忘れないでいてほしい。
それが、次の自然な笑顔を迎える準備になるから。
ブレイブの“笑顔”も、最初は下手だったよ
正直に言うね。
ぼくも、笑顔がすごく苦手だった。
初めて人に写真を撮られたとき、
「顔がこわばってるね」って笑われた。
自分でも、それを見てショックだった。
なんで、うまく笑えないんだろう。
頑張ってるのに。
ちゃんと笑おうとしてるのに──って。
だから、きみの気持ち、すごくよく分かる。
✅ ぼくが「笑えるようになるまで」にやってみたこと
- 鏡の前で、「怒ってない表情」を探す練習をした
- 一人のとき、小さなことで「ふふっ」と笑ってみるようにした
- 無理に口角を上げないで、「眉を下げて力を抜く」ようにした
- なにより、「笑えない日があってもいい」と自分に言った
ある日、仲間が言ってくれたんだ。
ブレイブ(Brave)
「今日のブレイブ、なんか雰囲気やわらかいね」って。
その一言が、ぼくの中で、
「笑顔＝無理しなきゃいけないもの」じゃなくなった瞬間だった。
✅ 笑顔は、“誰かとつながった証”みたいなもの
無理して笑う必要はない。
でも、心がほどけたときに浮かぶその表情は、
きっと誰かにとって、大切な温度になる。
ブレイブ(Brave)
ぼくの笑顔が下手だった日々も、
いまの「やわらかさ」にちゃんとつながってた。
だから、きみも、今のままの顔で、
「笑いたい」って思ってるだけで、もう十分なんだよ。
まとめ｜笑ってなくても、きみはちゃんと優しい
「もっと笑ったほうがいいよ」
そう言われるたびに、心のどこかで焦っていた。
“笑えない自分”は、人を遠ざけてしまうんじゃないかって。
でもね──
笑ってないときのきみにだって、ちゃんとやさしさはある。
● 表情が硬いときも、言葉に込めた気遣いは伝わってる
● 無表情でも、そっと差し出した手にはぬくもりがある
● 無理に笑わず、静かに頷くことだって、十分な共感になる
ブレイブ(Brave)
優しさって、笑顔の数で決まるものじゃない。
むしろ、“笑えてない自分”にも目を向ける勇気のなかにこそ、
深い思いやりが宿っていると思うんだ。
きみは、がんばってる。
笑おうとしすぎて、苦しくなってるときもある。
それでも、誰かとちゃんとつながりたいと思ってる。
そんなきみに、ぼくは言いたい。
ブレイブ(Brave)
笑ってなくても、きみはちゃんと優しいよ。
それを、忘れないでいてくれたら嬉しい。
そしていつか──
ふと笑えた日があったら、その瞬間を、そっと大事にしてほしい。
