“髪が減った気がする”って、鏡の前で思ったとき。
それって、本当に本数が減ったのかな? それとも、見え方や整い方が変わっただけかも。
髪の“量”にとらわれすぎず、“印象”を整えること──いっしょに見直してみよう。
ブレイブもね、昔は「なんか全体がぺたんとしてる…」って、ふと気になったことがあるんだ。
そのとき思った。「もしかして、これは“自分のせい”じゃなくて、“整え方の変化”かもしれない」って。
目次
「ボリュームがない」と感じる理由とは?
「抜け毛の量=髪の減少」ではない理由
「最近よく髪が抜けるなぁ」と感じると、つい“髪が減ってきた”と不安になりますよね。
でも実は、抜け毛の量と髪の総量はイコールではありません。
髪は常に生え変わる性質を持ち、健康な状態でも1日あたり50〜100本程度は自然に抜けています。
そして同時に、新しい毛も生えてきている。
ただし、
- 成長期が短くなっている
- 栄養が届きにくくなっている
- 髪のハリ・コシが弱くなっている
という変化が重なると、「なんだか減ったように感じる」ことがあるのです。
つまり、“実際の本数”よりも、“髪の状態や見え方”が大きく関係しているんです。
毛のハリ・コシ・立ち上がりの変化
髪のボリューム感には、
- 太さ
- 弾力(コシ)
- 根元の立ち上がり
といった要素が大きく関係しています。
年齢やストレス、ホルモンの変化によって、これらが少しずつ低下すると、
髪の密度は変わっていないのに「ぺたんとして見える」「全体が貧弱に見える」印象が生まれやすくなります。
加えて、カラーやパーマによるダメージ、紫外線や睡眠不足など、日々の生活の中にある“ちいさなダメージの積み重ね”が質感の低下に影響します。
「全体の印象」がペタッと見える心理的要因も
人は体調や気分によって、鏡に映る自分をネガティブに感じることがあります。
特に朝、忙しかったり、メイクや服がしっくりこないとき──
「なんだか今日、髪も決まらないな」と感じた経験、ありませんか?
髪の“印象”は、心理状態や環境の光、分け目の向きなど、さまざまな要素に左右されます。
だからこそ、焦らず「今日はちょっと整え直そうかな」くらいの視点で向き合うことが、実はとても大切なんです。
ボリューム感を奪う“5つの落とし穴”
朝の乾かし方/枕の摩擦/洗浄力の強いシャンプー
- 朝、髪を根元から起こさずに乾かすと、つぶれたままクセづいてしまう
- 寝ている間の枕との摩擦が、髪をペタンと寝かせてしまう
- 洗浄力が強いシャンプーが、頭皮の皮脂バランスを崩し、髪を乾燥&軟毛化させる
たとえひとつひとつは小さなことでも、習慣化すると“ふんわりしにくい髪”が完成してしまいます。
加齢による根元の立ち上がり力の低下
加齢にともなう毛根の変化や頭皮のたるみが、根元のハリを弱めてしまうこともあります。
特に40代以降は、毛包の働きがゆるやかになり、髪が細く・柔らかくなりやすい時期です。
その結果、
- 分け目が目立つ
- トップがつぶれる
- 前髪がまとまらない
といった、全体的な“重力負けヘア”になりやすくなります。
実は“栄養の質”と“運動不足”も関係
髪を育てるのは血液です。
つまり、食事と運動が密接に関わっています。
- タンパク質(髪の材料)
- 鉄分(血液と毛母細胞への酸素供給)
- ビタミンB群や亜鉛(髪の成長サポート)
これらが不足していたり、血行が滞っていたりすると、「なんとなく髪が元気がない」と感じることが増えていきます。
運動は、“髪に栄養を運ぶポンプ”のようなもの。
だから、運動不足もまた、ボリューム不足にじわじわ影響しているのです。
ふんわり感を取り戻す習慣とアイテム
「根元」からふんわりを作るマッサージ法
根元の立ち上がりを取り戻すには、まず“土台”である頭皮を活性化させることがポイント。
- 耳の上からこめかみ、後頭部にかけて、指の腹で円を描くように優しくほぐす
- シャンプー中/お風呂上がり/朝のスタイリング前に1〜2分
- 「気持ちいい」と思える強さがちょうどいい
毎日続けることで、血行が促進され、毛根がシャキッと元気になっていきます。
ボリュームケア用シャンプー&ドライテクニック
- シャンプーは“軽やかさ”と“保湿”のバランスが取れたものを
- ドライヤーは根元から立ち上げるように、下から風をあてる
- ブラシで毛流れを整えつつ、冷風で形状を固定
ポイントは、“乾かす”ではなく“セットする”意識でドライすること。
それだけで、朝の髪の表情がまるで変わります。
「毎朝のひと手間」が“わたしらしさ”を守る
ふんわり感をつくるには、特別なテクニックよりも“日々の積み重ね”がいちばん効きます。
- 根元を起こす意識で乾かす
- 分け目を固定せず、定期的にずらす
- 帽子やヘアアクセで“ふんわり錯覚”を活用する
そんな“ひと手間”が、鏡に映る自分への信頼感に繋がっていく。
「今日のわたし、ちょっといいかも」って思えたら、気持ちは自然と前を向くんだ。
まとめ|「見え方が変わると、自信も戻ってくる」
ボリュームって、“本数”じゃなく“伝わる印象”なんだ。
髪が語るのは、“あきらめ”じゃなく“調整のチャンス”。
だから──
あきらめる前に、整え方を変えてみよう。
自分を大切にするって、外見の話じゃなく“心を整える技術”なんだよ。
ブレイブは、そんなふうに髪と向き合ってほしいって思ってる。
いっしょに、あきらめないで整えていこう。